パーソナルコーチ「はる」の、乳ガンとともに生きる日々

コーチが「がん」になったらどう変わっていくんだろう?

ニックネーム はる
名前 北條良子(ほうじょうりょうこ)
職業 パーソナルコーチ、研修講師。
資格 米国CTI認定 Certified Professional Co-Active Coach (CPCC)
HP  http://ryo-ko.net


2014年1月に乳がん告知を受け、4月に温存手術を受けました。現在はホルモン治療中です。癌告知をされた時は、やっぱり頭に死がよぎりました。元気になったいま、残された命を、同じように病気で悩んでいる人のために使うことを決めました。

あなたは乳がんを経験して、これからどう生きたいですか?
コーチングという対話を使って、自分の中の答えを見つけませんか?

神奈川県在住。小学生男児、1児の母。




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カテゴリ: 日常のこと/人とのつながり

乳がん後、皆さん体に良いことしていますか?


がんは「生活習慣病」とも言われているので、今までの生活習慣を反省したり、変えていきたい、そう思った人も多いと思います。


そう・・・治療真っ最中は(ドキっ!)


そうなんです、治療が落ち着いてくると、また元の夜更かし、塩分・脂分の多い食事、運動不足になってきませんか?

私はなります!(キリっ!)

と、カッコ良く言い切っている場合ではないですね。

最近は、年齢のためか、食べたものは食べた分だけお肉になって体につき、体重がどんどん増えていきます。

特にきっかけは、昨年の夏のベトナム旅行!

ベトナム料理は味が薄味であっさりしていて、「おいしいおいしい」と、どんどん食べている間に、あっという間に今までの臨界点を突破してしまいました。ベストより6キロ増です。恐ろしい!

よくわかるのは、写真ですよね。
体重は増えたけど、そんなに見た目には現れていない、って思ってたんです。
でも写真で見ると、顎のあたりがタプっとしていて、スラムダンクの安西先生のよう。

9月にホームページ作製用の写真撮影がある・・・何より肥満は再発のリスクを伴う・・・
「これはまずい!」と6月からダイエットにトライしてみました。


私が行ったダイエットは「糖質制限ダイエット」。

と言っても、極端なものではなく、白米を今の7割に。
ただしお菓子は一切食べない!
甘い飲み物とビールは禁止。

そして週に2回ほど、15分間ジョギングするっていうものです。


きつかったのは、「お菓子を食べない」っていうのが一番でした。

私、今まで「お菓子は全然食べていません」っていう認識を自分に持ってたんですよ。

なので楽勝だと思ってたんですけど、蓋をあけてみると、ことあるごとに、お菓子の禁断症状が出て苦しみました。

仕事で疲れた時、電車で移動している時、家に帰って一息ついた時・・・すごく口さみしくなってお菓子を食べたくなる。我慢するとイライラしちゃう。

今までは、きっとここで食べたいたんでしょうね。


自分の体型にせよ、何を口に入れているかにせよ、人って自分のことを以外にわかっていないものなんだなって、気づきました。
自分が一番自分のことを知っているなんて嘘で、けっこう思い込みの下にいるんですね。

自分のことを客観的に知るために、食べ物の記録をとるダイエットは、きっと有効ですね。
記録用紙を通して、第三者のように自分のことを見れますものね。


そう考えると、コーチングも似たような効果があります。


どんなにクライアントさんが自分に自信がなくても、状況に絶望していても、本人が気づいていない希望の芽を見つけ、伝えていく。

伝えた時のクライアントさんの「ハッ」とした顔を見るのが、心からの喜びです。



肝心なことを忘れていました。

ダイエットは成功して3キロ減です!!!

顔周りがスッキリしたと評判です。

皆さんも、やっている健康法があったら教えてくださいね!


↓ 撮影してもらった写真です。コーチングのホームページも遊びに来てくださいね〜。

DSC_0093




 

何にも理由は思い浮かばなくって、体が不調な時ってある。

そんな時、体は心の奥底からのメッセージを送ってくれているのかもしれない。
「気づけ!」「気づいて!」

心の奥底に耳を澄ましてみよう。
本当は、どうしたいっていっているのか。
あなた自身は、どうしたいって言っているのか。

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6月に風邪をひき、1日ばたんと寝込んでしまった。

熱は高くなく、咳も出ないけど、とにかくだるくて頭が痛くて。
寝ても寝てもまだ寝れる。
 
次の日から研修の講師として登壇予定だったので、体をひきずるようにして会社に行き、なんとか研修をやり遂げた。




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1月も半ばになり、お正月特有の清々しい、凛とした空気は慌ただしい日常に溶けてなくなろうとしている。

去年は、仕事に子育てにコーチングにと、色々と目の前のことをこなしていくうちに、足早に過ぎ去ってしまった。


まだ年の始めの新しい気持ちで物事にのぞめるような雰囲気が残っている間に、今年やってみたいことをまとめてみたいと思う。 続きを読む

 私がつとめているのは、車関係のコールセンターなんですが、2月に現場から「もっともっと研修をやってほしい」という要望を受けて、新研修を新たに4つ作成し、3月から先週まで、嵐のように実施していました。

 

今までやっていたのは講義形式の研修だったけど、講師の私たちが「お客様って大切なんですよ」「話を傾聴するのは大切なんですよ」「ニーズを質問で引き出すことが大切なんですよ」といくら言っても、いつもイマイチ反応が悪いし、実際に現場でやってもらえることが少ないのは、それが腹落ちしないから、実感が無いからじゃないかのか、ということで、今回はそれらを体感できるワークショップ形式のものをデザインしてみました。

 

ディスカッション、プレゼン、対話、即興劇、他社へのミステリーショッピング体験とか、3回にわたって、体験を重視したワークショップを経験してもらううちに、みんなが講師の私たち以上に、気づきを得て、勝手に思い込みの枠をはずしてくれるのを見、講師の私たちが、まず落としどころを手放したり、みんなをレールの上に乗せようとしないことが大切なんだということに気づかせてもらった体験でした。

最後の4回目のワークショップでは、「学びを活かした理想の自分を表現した創作物」を創ってきてもらい、発表会。絵、コラージュ、俳句、自分で調合したバスソルト、自作Tシャツ→そしてそれを着る、とか普段めちゃくちゃ真面目な社風なだけに、自由で活き活きした意外なみんなの姿がほんとに面白かったです。

 

そしてその創作物について説明すると、自然とその人がどんな人生を歩んできたのか、どんなふうに生きてきたのかが、伝わってきて、胸が熱くなりました。過去の挫折、苦労したこと、そしてそれをどう乗り越えたのか、まで話が及んで、とても響き合う場になりました。

 

最後にサプライズで、それぞれの上司からの感謝の手紙を読み上げるということもやってみました。普段、コールセンターって忙しいと、着台したら隣の人ともあまり話さずに帰ることもあるくらいなので、上司と話すこともあまり無いところが多いのです。でもそういった日常が、「コマ扱いされている」感覚を生み、コルセンならではの離職率の高さに繋がっているのかも・・・と思っていたので、マネジメント側の忙しさを知りながらも、やらずにはいられませんでした。

 

私はもちろん、感動したんですが、参加者のみんなの目の輝きを見ると、自分に意識を向けてくれる存在を感じて、自信を持ってくれたのでは・・・と思っています。


もちろん不満を感じる人もいます。「どうして研修なのに答えを教えてくれないのか?」なんていうのもそう。上司の方を通じて意見を頂きました。私たちはこどもの頃から教えてもらうことに慣れているので、そういった意見を持つ人も当然いると思います。
ただ全員が満足する研修って存在しないし、今回は自分の中に答えがあるということを感じてもらいたかったので、残念ですが、時間をかけてワークショップというものをこの会社の文化として浸透させていくしかないのかな・・・と。

 

いつも、「私」という存在が、この組織でどういった貢献ができるのか?自分をちっぽけに感じ、思い迷うことも多いけど、今回は自分の仕事を愚直に真摯に、そしてチャレンジ成分を入れることで、貢献することができるのでは?と一つの解を得た気持です。


 

お酒弱いんだけど、ビールでかんぱーい!しようかな?なんて思っています。

<1年後の覚え書き>

また春がやってきた。
去年の4/18に乳がんの手術をして1年。この記事を5/2に書いているのだから、月日が経つのは本当に早い。



時々、入院していた時の感覚を、感慨深く思い出す。今年の4月は桜が散っても寒い日が続いて、春らしさを実感できなかったけど、去年のあの頃は、初夏を思わせるあたたかさ。


やっと手術を受けられる、という安堵に似た気持や、手術後の「終わった」という安心感。


6人部屋の病室の、窓を開け放って風を楽しむ感覚。白い部屋を軽やかにはためく白いカーテン。
これもまた、白いシーツを素足でなでて楽しむ感触。

夜は夜で、洗面所から見る、東京タワーや六本木ヒルズの輝き。

リンパ液をためるバッグを携行していたから、動きや移動に不自由があった感覚も懐かしい。

自分も含めて病室の女性たちは、みんな何かしらのがん患者で、手術直後だったり、抗がん剤治療中だったり。全然笑えない状況だったけど、テレビも無いアナログな病室で、季節のせいか、なんとなくのんびりとした雰囲気で過ごしていた。意外なほど、暗い思い出じゃない。







なぜ感慨深いんだろう?

あの頃から、ずいぶん遠いところに来た、と思うからか。衝撃の乳がん発覚、二つ目の腫瘍の疑い、全摘の提案…去年の1月から4月は、私は真っ暗闇の中にいて、もがいてあがいて這い上がれなかった。うずくまって動けなかった。文字どおり、絶望、を味わった。


それが今、乳がんは少し遠い存在になり、家族なんかは話題にも出さない。私も普段、忘れてることも多い。

行きたかったコーチングのプロコースに行けて、打ち込むことができている。

ほんとに別世界にいるかのようだ。
それを思うと、今自分が立っている世界が明るくてうれしくて、涙が出てきてしまう。

生きていて良かった。健康に過ごせていて良かった。子供の行事に参加できて、成長が感じられて良かった。心からそう思う。


生きている喜び。命の輝き。


それを感じながら、「ガンはいつか再発転移するかもしれない」と思ってる自分もいる。その可能性が0じゃないことをひそやかに考えている。ブログランキングの隣の記事で、芸能人の健康状態を伝える芸能ニュースで、がんの再発や転移の(そして死亡の)、知らせは決して珍しいことじゃない。


うまく言えないけど、乳がんを経て理解できたのは、世の中の苦しいことや不幸は、決して人ごとではないということ。うまくいっている、と思う人生でも、実はいつの間にか病が進行していることだってあるのだ。それが実感できたからこそ、この何でもない平和な毎日、好きなように身体を動かし、好きなことに打ち解ける毎日に、胸がふるえるのだ。



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