何にも理由は思い浮かばなくって、体が不調な時ってある。

そんな時、体は心の奥底からのメッセージを送ってくれているのかもしれない。
「気づけ!」「気づいて!」

心の奥底に耳を澄ましてみよう。
本当は、どうしたいっていっているのか。
あなた自身は、どうしたいって言っているのか。

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6月に風邪をひき、1日ばたんと寝込んでしまった。

熱は高くなく、咳も出ないけど、とにかくだるくて頭が痛くて。
寝ても寝てもまだ寝れる。
 
次の日から研修の講師として登壇予定だったので、体をひきずるようにして会社に行き、なんとか研修をやり遂げた。




 
それからも、体からだるさが抜けず、疲れやすく、ちょちょっと動いては息切れ。
通勤がとにかく苦痛、という2ヶ月だった。

 こんなに疲れやすいのは人生初めてで、子どもの頃はわからなかった「養命酒」や「にんにく卵黄」の存在意味が初めて体レベルで理解できた気がする。(飲まなかったけど)


体の調子が悪くなると、不思議なことに心の調子もおかしくなってくる。

「なんでこんなに調子悪いんだろう?」と原因がわからないことへの不安。
「このまま治らなかったらどうしよう?」未来への心配。
自然と、顔も暗かったと思う。

今回不調になって良かったのは、「限られた体力なら、自分は一体何をして生きていきたいんだろう」と改めて考える機会になったことだ。
そしてずっとずっとそのことを考えていたら、実は研修講師の仕事を減らしたいと思っている自分に気づいてしまった。

思えば乳がんの手術後、研修講師として、またプロコーチの活動もと、がむしゃらにやってきた。

両方を両立できるように、また母として妻としてもがんばらなきゃと思っていたけど、そろそろ限界だったみたいだ。減速が苦手、なんだろうなぁ。


研修講師の仕事は、もう10年もやっているけど、最初の5年はつらくて仕方が無かった。
受講生の気持ちがつかめず、だから盛り上がらず、記憶に残らない。そんな研修講師だった。

今から振り返ると、「私が教えてあげなきゃ」という押し付けがましいスタイルで、受講生も私のグイグイしたエネルギーに辟易としていたんじゃないかしら。


それがコーチングを学び、自分のエネルギーと他者のエネルギーを合わせて、自由に場を作っていく方法を知って、研修が自然と動きがあり、笑いや笑顔があふれるものになった。

それが楽しくて一生懸命やってきたけど、いつの間にか私はクライアントさんとのコーチング・セッションそのものに魅了されていて、研修の方は、心のメインを占めるものではなくなっていた。

でも、いま上手くいっていることを手放す怖さや、収入がなくなることへの不安。古いものへの未練だったんだな。
だから気づかないふりをしていたんだ。


この2ヶ月、自分とよく向き合って、そんな答えが出てきてしまった。

そして、気づいたらもう自分に嘘はつけない。


来月からの出勤日数を随分減らしてもらうよう、会社に交渉し、条件を変更してもらうことができた。

快く応じてくれた会社に感謝するとともに、この2ヶ月の「体調不良期間」にも感謝。

これが無かったらまだまだ自分の本心に気づかず、働き続けていたかもしれない。

乳がんになったと知った時、「これからはやりたいことをやって生きていきたい」と願ったはずなのに。






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