1月も半ばになり、お正月特有の清々しい、凛とした空気は慌ただしい日常に溶けてなくなろうとしている。

去年は、仕事に子育てにコーチングにと、色々と目の前のことをこなしていくうちに、足早に過ぎ去ってしまった。


まだ年の始めの新しい気持ちで物事にのぞめるような雰囲気が残っている間に、今年やってみたいことをまとめてみたいと思う。 
<体調面>
・野菜中心の食事で健康的に
・睡眠時間を大切に
・ワークアウトも取り入れる

乳がんの治療は順調。去年の11月には全身のCTを取ったけど、転移や再発は無し!ホッと一安心だ。ホルモンの治療も続いていて、ホットフラッシュはあるものの、「あー、またきた」と思うくらいで、乗り越えられるようになった。
ホットフラッシュは気になる人は気になると思うので、自分の神経の図太さがありがたい。

ただ神経が図太いだけではなく、実際の体まで図太くなってしまうとは!
体重が去年の夏から+3キロで、元に戻らない。

「きっとホルモン治療の副作用だよ」と優しく慰めてくれる友人の言葉にすがりたいけど、原因は食べ過ぎである。

夏の旅行でベトナムに行ったが、現地の料理が美味しすぎて、毎日フォーとチャーハン、デザートを食べまくり。Over40は炭水化物を甘くみてはいけない。



しかし肥満乳がんの再発リスク。今年は食事と運動でまた元の体重に戻したい。6月には術後2年でリュープリンも終わるので、また生理が戻って来る可能性がある。



そうなったら、ホルモンバランスの影響で、気持ちや体調が不安定になるかもしれない。睡眠もしっかりとって、生活の基盤を整えたい。



<自己実現>
・日本一のパート社員になる
・コーアクティブ・コーチングを広める活動に自分を使う
・仕事以外でファシリテーションする場を創る


今勤めている会社ではパートタイムで勤めている。何をもって日本一になるのかわからないが、今年の年末に自分で、「ああ、これは日本一だな」と思えるようになっていればいいと思う。


去年が海外拠点に2回出張に行ったり、マネジメントに社内制度の提言を行ったり。そういった時に陥りがちなのが、「パートなのにここまでやらされるの?」という視点。
決してやらされているわけではなく、パートであることも、出張に行くことも提言を行うことも、わた氏自身が選択してやっていること。


それを忘れて、自意識の隙間に「パートなのにここまでやってあげるなんて感謝しなさいよ」という自我が入ってくるのが恐ろしい。今年はそこも手放すこととで、「パートにここまでやらせるなんて、ほんとに面白い会社だなあ!」という視点でやっていきたい。


コーチングは長く契約しているクライアントさんに加え、新規でもぽろりぽろりと声をかけていただき、それなりにやっている。
が、やはりコーチングは一般の人にはまだ遠い存在だと感じるので、もっと気軽にもっと身近に感じてもらうための活動をしていきたい。

こちらは同じ気持ちのコーチ仲間と共に、イベントをするなどしていくつもり。



最後に。
今、「ファシリテーション塾」というところでファシリテーションを学んでいる。
学ぶにつれてファシリテーションの面白さ、奥の深さに魅せられていく。コーチングは1対1のコミュニケーションだが、ファシリテーションは多人数。人が集まり、影響を与えあい、変容していく場のすごさ。そういったエネルギーを持つ場を経験することは、中毒性があるんじゃないかと思う。「またあれがみたい」と思わせる何か。

どんな場を設けるのか、全然決まらないうちから「場を創る」とは本末転倒かもしれない。

だけど、行ったことで自分が何をしたいのか明確になったり、覚悟が決まることもある。

そもそも言ったからって、絶対実現しなきゃならないなんて、誰が決めたんだろう?
やりたいことを言いたくない、隠しておきたいという気持ちは、「実現しなきゃかっこ悪い」という私の中のもう一つの声じゃないのか。


でもそれは自分の本当の声じゃない。
本当の声とは、もっと遠くに響いていく性質のもの。それを大切に、大事に生きて行く1年にしてみたい。