2015年8月、長年学んできた、CTIというコーチ養成機関で、CPCC(Co-Active Professional Coach)というプロコーチ資格を取得した。


2012年に今の会社に転職して、「もっとコミュニケーション力を高めたい!講師として受講生の気持ちに寄り添いたい!」と思って始めたコーチング。

プロフェッショナルのレベルまで力を高める上級コースは2014年11月末から2015年の5月末まで。

週に1度、電話会議で講義を受ける、あるいは勉強会に参加する。
同時に有料クライアントを5人以上持ちながら、100時間のコーチングを実施すること。
得た知識を実践で体に落としていく過程をひたすら。

そして最後にCTIのファカルティをクライアント役にしての実技試験。

膨大な時間を学びにかけなければならなくて、心にも体にも余裕がなかった9ヶ月間。前進しているのかわからなくて、時に落ち込み、苦しんだり。
そんな中に、クライアントさんの力になれたと実感する瞬間、人の強さ、その人の魂の尊さに感動する瞬間があって。心が震える経験をしたくて、コーチになったのだという気づき。


この9ヶ月間を与えてくれたのは、その前に経験した乳がんとの闘病期間だ。
あの「自分が死ぬかもしれない」という恐怖が、生きている時間をいかに使うかということを考えさせてくれた。限りがある時間をどう使っていくのか。真剣に考えた時に、人の可能性を見つめ、人生を応援していくコーチという職業を選ぶことを後押ししてくれたのだと思う。



また、自分一人だけの努力ではなく、常に誰かの協力無くしては成り立たず、家族、友人、ヘルパーさん、先生、学びの友と、周囲に感謝の気持ちでいっぱいである。





心から、皆さん本当にありがとう。
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