*2/26の大学病院でのやりとりを改めて詳しく書いてます。


人は医者に何を求めるだろう?
知識、経験、判断力…他には…?

東急沿線の巨大なビル。今日はセカンド・オピニオンの結果を持ってS大学病院に戻ってきた。

13:45に受付したのに、診察室に呼ばれたのは15時過ぎ。会社を早退してきたけど、もっと遅くて良かったね…ウトウトしてしまったころに呼ばれてしまった。慌てて診察室へ。

主治医のN先生は、とにかく明るくて、そして声がでかい。いつも診察室の外に会話が聞こえている。そんな彼が今日は厳しい顔。

「お久しぶりです」
「お久しぶりです。これだよね、もう一個!二個はねぇ、キレイに取れないから、全摘になるんだよね。中をくり抜くしかない!」

(イキナリですか…知ってます、ネットで見ました、二個あると全摘になるって。)

「まずはエコーで見て、これだと思ったら針で取ろう!」
「あのー…その前に、率直に聞いていいですか?」
「どうぞ」
「本当に率直に聞きますよ」
「はい」
「……なんでMRIが終わった時に、最初にもう一つあるってわからなかったんでしょ?」

最初の攻撃は私から。二回、前置きしたのは、やっぱり聞きにくい気持ちがあったから。でもここがハッキリしないと、私、あなたに身を任せられない。

「え?わかってましたよ?」
唐突なカウンターパンチ。驚愕。私、あなたの口から「転移は無かった」って聞きましたけど。

ほら、といって見せられたPCの画面。そこに放射線医の所見が。『左脇ちかくに8mm大のリングがあり、これがすでに知られたセンターと考えられる。その他に左乳房、外縁に4mm大のリングがあり………』

静かに反撃してみる。
「だったら最初に言ってくれたら良かったじゃないですか」
「だから、癌がどうかわからないから、がん研に持って行って、見てもらおうということでしょ」
結構強い口調。

「……わかりました。」
がん研はオマエの上司か!って言葉をゴクリの飲み込む。医療の知識が無い自分が悔しい。

2/6にMRIの結果を聞きに行った際、確かに「転移は無かった」って聞いた。そのまま入れられそうになった手術の予約。大学病院は分業制。まだ私の胸を直接見たことも無い先生に切られるのね。当時はベルトコンベアーに乗って、手術台に運ばれていく幻覚が見えそうで。

そのまま予約を入れようか一瞬迷ったけど、友人たちのアドバイスに従って、セカンド・オピニオンを入れて本当に良かった。

「じゃあ、エコーをするでいいですね」
「はい」

返事はしながらも、ここで手術はしないと、心の中で決めつつあった…