8月に誕生日を迎え、無事に40歳ーーーーという大台に乗ることができた。うれしいことに、しばらくは「健康」と言ってもいい身体で過ごすことができる。たくさんの人からお祝いの言葉をもらった。以下、facebookに投稿したお礼文に少し手を加えて転載する。



みなさん、

お誕生日のメッセージありがとうございます。

今日起きてしばらく経ってから、40歳という節目を「元気」と言ってもいい身体で迎えられていることに気づき、とても感慨深い気持ちになりました。今年の初めには、普通の生活を送っている自分が想像できなかったからです。

これも私を支えてくれた家族、友人、関わってくださった皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。

病気をすると、さまざまメッセージが自分の中から出てきます。時にそれは矛盾していることもあります。例えば、「人生は短い、やりたいことがあるなら、迷わずやった方がいい」というメッセージのときもあれば、「人生は長い。焦らずゆっくりと歩んでいけばいい」というときもあります。
どちらも真実なのでしょう。事実は一つかもしれないけど、真実は一つじゃない。自分にとって心地の良い真実をソノトキソノトキで選んでいきたいと思います。


人生は80年と言いますが、そうではないことをこの1年で知りました。まさしく「体感」しました。父方と母方のどちらの祖母も90歳までの長生きでしたので、自分もそうだと思い込んでいたのです。まさしくそれは思い込みでした。


よく「いつ死んでもいいように生きよう」と言いますが、今のところそこまで突き詰めた思いはありません。けれども、 自分が得た体感から、「人生はそんなに長くないかもしれない」という事実を忘れず、時にはその事実を眺め、時には傍らに置き・・・・意識をしながら過ごしたいとは思います。
 

最近は、ホルモン治療の影響で、バランスが崩れ、突然のホットフラッシュから滝汗をかいてい時があります。また、全く理由もないのにイライラしたり、落ち込んだりも。どれも「死」と比較すると、たいしたことが無いことですが、一日のうちに何回も浮いたり沈んだりする自分を少し持て余しています。「だって無理なんだもの」を合い言葉に、しばらくゆっくりやっていこうと思います。時にはきまぐれに見えることもあるかもしれません。こんな事情がありますが、どうぞよろしくお願いします。